練習メニューが思いつかない時どうしたらいい
こんにちは
ジュニアサッカーの指導者をしているTコーチです
コーチをやっていると今日なんの練習しようかなって必ず考えます
最近を振り返ってみると、同じ練習メニューの繰り返しになっていたりしませんか
はい、まさに自分の過去でした、
そして、
自分が長年試行錯誤しながら、見つけた「練習メニューが思いつかない時」の解決方法を教えます
それは、「MーTーM」です
M-T-Mとはマッチ、トレーニング、マッチの略
つまり試合→練習→試合ということです
最初に試合をして、
そこで出た課題を練習し、
そして最後に試合をする、
簡単にいうと課題を出してそれを改善するってことです
これをその日の練習、例えば練習時間が2時間ならその2時間で行います
自分がこの前小学3年生の練習でやったことをそのまま紹介します
コーチ:
「はーい、みんな集合ー」
「いきなりやけど今日は最初から試合するよー」
選手:
「まじ、やったー」 「いきなり試合やー」「ラッキー」
【解説】
基本練習などを行ってから最後に練習を行うのが一般的ですが、いきなり試合を行うことでテンション爆上がります、なぜなら子供は試合が大好きです
そして、試合を見ながら、コーチは黙って課題を分析します
選手の課題はなんだろう
課題を見つけるときの基本は「現象」を見つけて「原因」を探ること
コーチの心の声:
ドリブル下手やなー、すぐ相手に取られる (現象)
ドリブルスピードを上げすぎて相手が全く見えていない (原因)
じゃあどんな練習をしたら改善できるか、
相手を見て判断ができるドリブル練習がいいな
そしてドリブル練習をします!
コーチング:
「ドリブルのスピードを上げすぎると相手がみえなくなるよるよ」
「相手がみえるスピードでやろう」
ちなみに、どんなドリブル練習をしたか
過去のブログで出しているので載せておきます
興味あれば是非みてください
そして、最後の試合!
最初の試合より、ボールを失う回数が少なくなり、運ぶドリブルをする場面が増えました
【ざっくりまとめ】
練習の一番の目的は、選手が上手くなることです
自分が実践している「M-T-M」では、選手の課題を見つけて改善するのにすごく有効ですし、指導者としてのレベルアップにも繋がります
皆さんも、練習メニューが思いつかないときには、是非「M-T-M」指導を実践してみてはどうでしょうか?
ただ、問題点もあり指導経験が少ないコーチには難しい部分もあります。
なので次回は、「M-T-M」のメリットやデメリット、注意点などを話したいと思います
つづく