【小学生】練習で勝ちに拘らせる簡単な方法
こんにちは
ジュニアサッカー指導歴12年のTコーチです
チーム練習で、
選手がふざけたり、もっと必死になって取り組んでほしいなと感じたとき、
自分がよくやっている簡単な方法を紹介します
それは、
「勝ち残りゲーム」をすることです
自チームでは、3チームに分けて2点取ったら勝ちというルールで
勝てばもう一度試合が出来て、負けたら交代、
4分で勝負がつかない場合は、その時点で勝っているチームの勝ち、引き分けの場合は長くやっているチームが交代します
これを1時間くらいずっとやっていると、どうなるか分かりますか?
たくさん試合ができるチームと、ほとんど休んでいるチームが出てきます
勝てばたくさん試合が出来るので頑張る
みんなが勝ちに拘ってプレーし、毎試合熱い戦いが繰り広げられる!
という現象が起きます
ただ、これにはデメリットが2つあります
①全員に平等なプレー時間を確保できないこと
ボールに触った分だけ上手くなるゴールデンエイジの年代で、プレー時間が少なる可能性がある練習はよろしくない
②勝ちに拘りすぎてプレーが雑になる
失点を恐れるため、リスクを背負わないプレーが増える、ショートパスを使わずロングボールを多用する
もう1つ注意点
サッカー初心者で、まだサッカーが好きかも分からない子供達に、いきなり「勝ち残りゲーム」をしても逆効果になります
ある程度、サッカーを続けてきてマンネリ化したころにやるのが良いでしょう
【ざっくりまとめ】
「勝ち残りゲーム」の効果は大きく、選手は勝つことに拘ってプレーするようになる
ただ、平等なプレー時間を確保できないことや、プレーが雑になるというデメリットも指導者が把握しておく必要がある
練習をしている中で、選手のモチベーションが低い時や、もっと必死でプレーして欲しい時など、
状況に応じて「勝ち残りゲーム」をやるのがよいでしょう