Tコーチ

小学生 サッカー 初心者 保護者向け

考えてプレーできる子供の育てかた!

こんにちは

 

現在、A級U-12指導者養成講習会を受講しているTコーチです

 

資格を取得できたら、このブログで学んだことを伝えていきたいと考えています

 

 

 

 

さて、今回のテーマは考えてプレーできる子供の育てかた!

 

 

答えは、

コミュニケーションスキルを身につけさせることです!!

 

理由は、

話すということは考えることだからです

人に話すためには考えなければならないので、自分の考えを言葉で伝えれるようにすることで、自分で考えて行動できるようになる

 

 

 

自分も論理的に話すのが苦手ですが、そもそも日本人はほとんどの人が論理的に話すのが苦手だと思っています

 

 

その理由は、学校教育にあるらしく、、

 

 

 

◇日本の学校の授業

問題→正解

 

◇海外の学校の授業

問題→議論→解決

 

という違いがあります

 

 

 

確かに学生時代、先生の話しを聞くばっかりで、話す機会や議論することほとんどなかったので、すごく納得しました

(自分のコミュニケーション能力のなさを学校のせいにしてるだけ(-_-;))

 

 

 

 

イタリア選手は試合中にベンチを見ないという話しを知っていますか

「イタリア選手が退場させられて選手が1人減ってしまった時、イタリアの選手たちは、誰一人としてベンチを見なかった」

 

 

なぜなのか?

 

自分達で判断して問題を解決する能力「自己決定力」を持っているので選手はベンチに対して指示を求める必要がなかったということです

 

 

これを見たらコミュニケーションスキルがサッカーにも影響していることが分かりますよね!

 

 

 

 

 

では、どうやったらコミュニケーションスキルが身につくのか?

 

おすすめは、問答ゲーム

 

 

子供のサッカーの試合が終わった後に、話しはすると思いますが、こんな質問はしていませんか

 

大人:今日の試合はどうだった?

子供:えっと、思ったようにはできなかった

大人:どの辺についてそう思う?

子供:判断が悪くて、ボールを奪われたし・・・

大人:じゃあこれから気をつけることは?

子供:えっと、判断を速くします

 

大人は子供の考えを引き出そうとしてコミュニケーションをとっていますが、内容が抽象的すぎて、具体的にどうしたらいいかが分かりません

 

 

 

 

具体的に説明すると、

 

大人:君は今日の試合の出来具合に満足しているの?

子供:今日の試合にあまり満足していません

大人:満足できなかったのは具体的にどのあたり?

子供:判断が悪くてボールを何度か奪われました

大人:判断が悪いとはどういうこと?どんな場面で奪われたの?

   具体的に考えてごらん、状況を思い出して

 

 

 

問答ゲームでは、具体的な質問をすることで中身を掘り下げることが大事です

こういう会話をしていけば、子供は考えて話す力が身に付き、試合中に自分で考えてプレーできるようになります

 

 

 

 

 

 

 

 

U-12年代における指導のあり方

お久しぶりです

 

Tコーチです

 

 

 

U-12年代における指導で大切だと思うことが4つあります

その理由と、課題について真面目に話します

 

 

①サッカーの楽しさを感じてもらう

JFA(日本サッカー協会)が発信している「三位一体+普及」すそ野を広げて育成の土台を堅固にし、総合力を高めることで頂上を高くするという考えを実現するには、

まずはU-12年代でサッカーの楽しさを感じてもらうことが必要です

サッカーが楽しいと思えば、サッカーを習って続けていきたいと感じます

そのためにコーチに必要なことは、楽しい雰囲気作りとたくさん褒めてあげることです

いつもコーチが注意や指摘ばかりしていては、雰囲気が悪くなり子供達はサッカーを楽しむことが出来ません

楽しくなければ子供達はサッカーを続けてはいかないですよね

サッカーのすそ野を広げていくためには、まずはサッカーの楽しさを感じてもらうことが大切です

 

 

②サッカーの本質を理解してプレーすること

U-12年代の指導では、サッカーの目的である「ゴールを目指す」「ゴールを守る」

「ボールを奪う」ことを理解してプレーすることが一番重要です

理由は、サッカーは相手チームより多くのゴールを奪えば勝利するというルールだからです

例えば、試合経験も少ないチームがいきなりポゼッション練習をたくさんしても、選手が何のためにポゼッションするのかを理解していなければ、試合で生かされることはありません

シュートを打てる場面で味方にパスするという現象が起きます

なのでまずは、サッカーの目的を理解してシンプルにプレーさせてあげる

その中で、もしポゼッションの課題が出たのであれば、選手にフィードバックしてからポゼッションの練習に取り組んでいくのが良いでしょう

選手が練習の意図を理解してプレーできれば練習の質が上がります

指導する順序が逆にならないようにすることが大事です

 

 

③個人技術に重点を置いて指導すること

U-12年代はゴールデンエイジと呼ばれる年代で、技術が身につきやすい年代です

この年代でたくさんボールに触り、個人技術を磨いていく事で、中学高校年代に上がったときに個人技術が生かされます

ただ、現状ではまだまだ判断を伴う技術練習が少ないという課題もあります

現代サッカーでは、動きながら状況を観て正確にプレーすることが不可欠です

状況判断が必要なのに、ボールだけ観てプレーしていれば簡単に奪われてしまいます

なので、ボールがある程度自由に扱えるようなら、コーンを並べてドリブルするだけではなく判断を伴う技術練習が必要です

選手の技術レベルを把握した中で、練習メニューやオーガナイズを設定していくことが指導者に求められます

 

 

④自立した選手の育成

現代では、モラトリアムと言われる、自立した大人になりきれない若者が増えています

なので、論理的な思考の発達が見られるU-12年代で選手を自立させていくことが、大人になったときに自分で考えれるたくましい選手になると考えられます

大人の一方的な押し付けであったり、答えを与えてしまうような強制的な指導では他律的な傾向が強くなり、創造的で、かつ自発的なプレーは期待できなくなります

大人の考えを一方的に言葉で押しつけない心がけが必要です

抽象的な言葉ではなく、具体的な言葉で返答することで、考える力が向上し、想像力も豊かになります

 

 

【結論】

現代では、インターネットの普及もあり、指導者のサッカーの知識量も多くなりました

そのせいか、指導者が選手にたくさんの情報を与えすぎて、型にはまった選手が多くなったように感じます

教えすぎることで、選手がサッカーの本来の目的をみ失ってしまったり、創造性あるプレーが少なくなってきています

指導者の言葉や教え方が選手に大きく影響を与えていることを実感しました

だからこそ、押しつけるのではなく選手自身の考えをリスペクトした上で、自分の考えを具体的に伝えていくことが必要だと感じます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロサッカー選手を育てるなんて絶対無理だから

子供の時に教えていた子が、将来プロ選手になったときに、「あいつは俺が育てた」みたいなに言うコーチ!

 

 

まじクズだよね

 

 

 

こんちには

 

Tコーチです

 

 

いきなりですが、

このチームでは、たくさんのプロサッカー選手を育てました

このチームでは、プロサッカー選手、日本代表、海外で活躍する選手を育成しています

プロになった○○選手は、昔俺が教えていたんだ

 

 

そんなことを言っているチームやスクールがあったら、そのチームは詐欺でしょう。

 

 

 

なぜなら、プロサッカー選手になったのは本人の努力の力です。

 

さらに、小中高大と一緒にやってきた仲間、相手チーム、指導者、家族

 

サッカー環境、学校環境、人脈、運

 

たくさんの要素があり関わってきたもの全てがプロサッカー選手になるために必要だったものですよね。

 

 

 

この人に教えてもらったから、このチームでやっていたからプロになれたっていう単的なことはあり得ないですよね。

 

 

 

ただ、そんな詐欺コーチでもその選手の成長に関わってはいます。

 

 

なので、例えば

○○選手が小学生の頃、○○チームで2年間くらい指導に携わっていたよ!

 

という表現とかならいいんではないでしょうか?

 

 

 

何が言いたいかと言うと、自慢げに俺が育てたみたいに言うな!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PS.

 

自分が小学生のサッカースクールで指導していた選手が、去年プロサッカー選手になりました。

自分はその当時、たいしたことは何1つ教えてあげられなかったけど、その選手のサッカー人生に少しでも関われたことに感謝です。

ありがとう、そして1人のサポーターとして応援させてください。

 

Tコーチ

 

 

 

 

 

 

 

三日坊主

こんにちは

 

Tコーチです

 

 

 

3か月ぶりの更新です

 

 

ブログを継続して少しでもお小遣い稼ぎできればいいなと思って始めたけど、、

 

やっぱり続きませんでした

 

自分の得意なサッカーならいろんな発信ができると思ったけどやっぱり無理でした

 

 

無理しすぎました

 

 

そもそも無理だったのかな

 

昔から三日坊主だからかな

 

 

 

これからは、

 

 

 

 

 

 

 

 

【小学生】練習で勝ちに拘らせる簡単な方法

こんにちは

 

 

ジュニアサッカー指導歴12年のTコーチです

 

 

 

 

チーム練習で、

 

 

選手がふざけたり、もっと必死になって取り組んでほしいなと感じたとき、

 

 

自分がよくやっている簡単な方法を紹介します

 

 

それは、

 

 

 

「勝ち残りゲーム」をすることです

 

 

自チームでは、3チームに分けて2点取ったら勝ちというルールで

 

勝てばもう一度試合が出来て、負けたら交代、

 

4分で勝負がつかない場合は、その時点で勝っているチームの勝ち、引き分けの場合は長くやっているチームが交代します

 

これを1時間くらいずっとやっていると、どうなるか分かりますか?

 

たくさん試合ができるチームと、ほとんど休んでいるチームが出てきます

 

勝てばたくさん試合が出来るので頑張る

 

 

みんなが勝ちに拘ってプレーし、毎試合熱い戦いが繰り広げられる!

 

 

という現象が起きます

 

 

 

 

 

 

ただ、これにはデメリットが2つあります

 

①全員に平等なプレー時間を確保できないこと

ボールに触った分だけ上手くなるゴールデンエイジの年代で、プレー時間が少なる可能性がある練習はよろしくない

 

 

②勝ちに拘りすぎてプレーが雑になる

失点を恐れるため、リスクを背負わないプレーが増える、ショートパスを使わずロングボールを多用する

 

 

 

もう1つ注意点

サッカー初心者で、まだサッカーが好きかも分からない子供達に、いきなり「勝ち残りゲーム」をしても逆効果になります

ある程度、サッカーを続けてきてマンネリ化したころにやるのが良いでしょう

 

 

 

 

【ざっくりまとめ】

 

「勝ち残りゲーム」の効果は大きく、選手は勝つことに拘ってプレーするようになる

ただ、平等なプレー時間を確保できないことや、プレーが雑になるというデメリットも指導者が把握しておく必要がある

練習をしている中で、選手のモチベーションが低い時や、もっと必死でプレーして欲しい時など、

状況に応じて「勝ち残りゲーム」をやるのがよいでしょう

 

 

 

 

 

リフティングが出来ても試合では全く役に立たないことに早く気づけ

こんちには

 

Tコーチです

 

 

 

 前回、リフティングを頑張らせる方法を紹介しました、

 

 

t-coach.hatenablog.com

 

 

 

今回はリフティングがたくさん出来ても試合では役に立たないってことを話します

 

 

 

 

なんか矛盾してない。。?

 

 

 

 

そんなことは全くないです

 

 

 

 

 

結論

 

リフティングがたくさんできることは、

サッカーの技術には直接関係はないが、

多く出来る選手は、集中力と根気強さがある、

それはサッカー選手にとって必要な能力でもある

 

 

 

 

 

リフティングの回数がたくさん出来ても試合では全く役に立ちません

 

なぜなら試合中にリフティングは使わないから

 

 

 

 

じゃあなんでリフティング練習させるのか、

 

 

それは、リフティングの回数は数字で出るので嘘をつけない

 

 

頑張ったら誰でも回数を増やすことが出来る

 

つまり努力すれば必ず成果が出る

 

努力する大切さを実感できる

 

あとは集中力がつく

 

 

それだけです

 

 

 

 

 

 

自チームの6年生で、

 

 

リフティングはめっちゃ上手いけど、試合中のトラップミスがやたら多い選手がいます

 

 

 

なぜか、

 

 

リフティングの技術と、試合中のボールコントロールの技術は全く別物だからです

 

 

1人でリフティングする時は相手がいなく、自分のリズムで出来るが、

 

試合中は常に相手がいて、自分の思ったところにいつもボールは来ない

 

 

だから1人でリフティングしても実践向きではない

 

 

ただ、試合中のボールコントロールに役立つリフティング練習もあります

 

 

 

 

それは2人でリフティング交換することです

 

 

 いつも同じタイミングで自分の思ったとこにボールは来ません

 

なので瞬時の判断でどこでトラップするかを判断し、正確にコントロールする技術が求められるので、

 

より試合に近い状況での練習になります

 

 

 

1人でやるのと2人でやるのではどちらか試合に役立つかは明白です

 

 

 

 

【まとめ】

 

 

子供にリフティングを練習させる理由は、努力する大切さを伝えるためです

 

回数を増やすことが目的にならないように注意したほうがいい

 

そして実践を考えるなら複数人でリフティングをさせたほうが良いでしょう

 

 

リフティングを頑張らせる方法【低学年コーチ向け】

こんちにちは

 

リフティングはあまり得意ではないTコーチです

 

 

 

小学校低学年でリフティングをやらせると積極的に頑張る子もいれば、上手くいかなくてすぐ諦めてしまう子いませんか?

 

 

やる気がない子供に、いきなりリフティングのアドバイスをしても効果は薄い

 

まずはリフティングを頑張らせる気持ちにすることが大切です

 

 

もちろんリフティングが1000回出来たから、サッカーが上手くなるわけではありませんが、

 

100回くらいは最低限出来たほうがいいと思います

 

 

 

 

 

 

100回出来るようにする方法は、

 

 

「定期的にリフティングテストを行うこと」

 

 

シンプルです

 

 

 

【自分のチームでの体験談を話します】

 

小学校3年生14人います

 

昨年4月の時点で100回以上出来るのは1人だけ

 

練習でリフティングはやっていたが、

 

2か月、3ヶ月続けても成果はほとんど出ません

 

なので毎月一回リフティングテストで、みんなの前で発表させました

 

狙いは、競わせることでしたが、

 

ここから少し変化が出てきました

 

 

練習前にボールをけって遊んでた子たちが自らリフティングを練習してました

 

2か月後、何人かの選手が急激に伸びる

 

3か月後、便乗するかのように他の子も伸びる

 

現在、14人中7人が100回をクリアして次のステップにチャレンジしています

 

残りの7人は苦戦していますが、高いモチベーションで継続しているので100回出来るのも時間の問題だと思っています

 

 

 

 

リフティングテストにはどんな効果があったのか

 

理由は、3つあると考えました

 

 

①日本人はテストが好き

学校でもテストがあり、テストで良い点数をとるために頑張るという文化が子供達にも根付いていると思う

テストという分かりやすい目標が子供たちのモチベーションを上げた

 

 

②ライバル心

仲がいい相手ほど、こいつには負けたくないという気持ちが生じる、人と競うことがモチベーションを上げた

 

 

③恥をかきたくないという危機感

みんなの前で発表することで、誰が一番回数が少ないかハッキリと分かる、

自分は最下位になりたくないという危機感がモチベーションを上げた

 

 

 

 

出来ない子たちは、この③つのいずれかでモチベーションを上げてリフティングの回数を増やしたと思います

 

 

 

 

 

「リフティングテストを行うこと」で子供たちの心に火をつけることができました