リフティングを頑張らせる方法【低学年コーチ向け】
こんちにちは
リフティングはあまり得意ではないTコーチです
小学校低学年でリフティングをやらせると積極的に頑張る子もいれば、上手くいかなくてすぐ諦めてしまう子いませんか?
やる気がない子供に、いきなりリフティングのアドバイスをしても効果は薄い、
まずはリフティングを頑張らせる気持ちにすることが大切です
もちろんリフティングが1000回出来たから、サッカーが上手くなるわけではありませんが、
100回くらいは最低限出来たほうがいいと思います
100回出来るようにする方法は、
「定期的にリフティングテストを行うこと」
シンプルです
【自分のチームでの体験談を話します】
小学校3年生14人います
昨年4月の時点で100回以上出来るのは1人だけ
練習でリフティングはやっていたが、
2か月、3ヶ月続けても成果はほとんど出ません
なので毎月一回リフティングテストで、みんなの前で発表させました
狙いは、競わせることでしたが、
ここから少し変化が出てきました
練習前にボールをけって遊んでた子たちが自らリフティングを練習してました
2か月後、何人かの選手が急激に伸びる
3か月後、便乗するかのように他の子も伸びる
現在、14人中7人が100回をクリアして次のステップにチャレンジしています
残りの7人は苦戦していますが、高いモチベーションで継続しているので100回出来るのも時間の問題だと思っています
リフティングテストにはどんな効果があったのか
理由は、3つあると考えました
①日本人はテストが好き
学校でもテストがあり、テストで良い点数をとるために頑張るという文化が子供達にも根付いていると思う
テストという分かりやすい目標が子供たちのモチベーションを上げた
②ライバル心
仲がいい相手ほど、こいつには負けたくないという気持ちが生じる、人と競うことがモチベーションを上げた
③恥をかきたくないという危機感
みんなの前で発表することで、誰が一番回数が少ないかハッキリと分かる、
自分は最下位になりたくないという危機感がモチベーションを上げた
出来ない子たちは、この③つのいずれかでモチベーションを上げてリフティングの回数を増やしたと思います
「リフティングテストを行うこと」で子供たちの心に火をつけることができました