M-T-Mのメリットとデメリット
こんにちは
ジュニアサッカーを指導しているTコーチです
前回、「練習メニューが思いつかない時どうしたらいい」という記事の中で、
M-T-Mのやり方やおすすめ理由を話しましたが、
今回は、そのメリットとデメリットを話します
M-T-Mってなんぞや?
って人は前回の記事をみてください
【まずはメリット】
・指導力が上がる
・選手のプレーが改善される ※上手くいった場合のみ
・改善が見られたら嬉しい ※上手くいった場合のみ
【デメリット】
・間違えた分析をすると逆効果
【メリット解説】
・指導力が上がる
①課題を見つけること
②課題を改善する練習メニューを考えること
③実践で改善すること
この3つが指導のすべてと言っても過言ではありません
これが、的確にできる指導者が良い指導者です
M-T-Mにはその3つの要素が入ってます
なのでやればやるほど指導者としての力がつくということです
・選手のプレーが改善される ※上手くいった場合のみ
そのままですが、選手のプレーが改善されるということは、チームにとってはプラスですよね
ただ、それだけのこと
・改善が見られたら嬉しい ※上手くいった場合のみ
指導者の喜びってなんでしょう
自分は試合に勝った時と選手の成長を感じた時です
M-T-Mは選手の変化が分かりやすい
選手の成長を見れる楽しさはメリットでしかない
【デメリット解説】
・間違えた分析をすると逆効果
しっかりと課題を掘り下げることができないと浅い練習になって最後のゲームでも改善されません
例えば、
試合でドリブルしていてボールを取られました
↓
ドリブル技術が足りないからだ
↓
コーンを並べてジグザグドリブル練習
↓
もう一回試合、またボールをとられる
↓
まだまだドリブル練習が足りないな
↓
さらにジグザグドリブル
↓
もう一回試合、またボールをとられる
↓
なんでだー
のループに入る可能性があります
つまり、
最初の試合でボールを取られた原因の分析を間違えると逆効果のループに入るということです
ドリブル技術がなくて取られることは小学生ではたくさんありますが、それ以外にも原因があるはずです
それを見つける力が必要です
逆に言えば技術的なミスに関しては、すぐに改善できることではないので長い期間をかけてのM-T-Mが良いでしょう
自信がない人は2人のコーチで練習を見るとよいでしょう
自分が子供達を指導し、もう1人のコーチには自分の指導を見てもらいましょう
練習後後に、自分の指導がどうだったかを聞いてみましょう
自分の良かった部分、悪かった部分が分かり、今後改善していけるのではないでしょうか
今回は以上となります